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「人生のネタバレ」に絶望する若者 [その他]

●親ガチャ、反出生主義…若者たちは「人生のネタバレ」に絶望している

2020年代を生きる若者たちは、
「努力すれば報われる」という
ひと昔前まで肯定され賞賛されてきた美しい物語を否定する
「身も蓋もない不都合な真実」を、
社会からあまりにも数多く提供されすぎてしまった。

自分が努力するかどうかよりも
「運(親の遺伝子、親の所得、親が与えてくれる生活環境、人間関係)」
が人生においては決定的にモノをいう。
いや、それどころか「努力できるかどうか」すらも
「運」によって影響を受けてしまう。
これは世迷言ではなく、歴然とした科学的真実として
かれらの眼前に突きつけられている。

現在の若者たちが「諦念(ていねん:あきらめの気持ち)」
を抱いているものがあるとするならば、
それは「社会」ではなくて「人生」そのものに対してである。

「自分の努力ではどうすることもできない」
「もっといえば、努力できるか否かすら才能である」
という究極的な真実を提示する学者や知識人が大勢現れた。
サンデルや宮口、あるいは発達心理学や行動遺伝学の知見は
「自分たちがうっすらと感じていた絶望感」
を見事に言語化してくれている。
「お前の自己責任だろ」
「言い訳するな、甘えるな」
という言葉を跳ね返すだけの「理論武装」が、
すでに十分すぎるほど提供された。

これまで自明の真実として美談的に語られてきた
「能力=努力」という根拠薄弱な神話によって、
特権的なエリート階層の人びとは代々にわたって肥え太り、
一方で多くの名もなき人びとの苦境や困窮は
ひたすらに無効化(自己責任化)されてきた。
努力や責任といった言葉を、
社会的再分配を拒否するための方便としてきたことに対する
壮大な「バックラッシュ」が、
「親ガチャ」というワードの流行の背景にはある。

このワードや、これが流行してしまったことそれ自体を
好ましく思うか否かは別として、
このワードが示唆する「白け」の雰囲気と、
さらにその深淵にある「抗議」の声には、
私たちは少なくとも耳を傾ける必要はあるのだろう。

https://gendai.media/articles/-/87455?imp=0

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自然の状態が理不尽で不条理だから当たり前だよね
みんなに余裕があって優しいから
弱者のために助けてあげてるだけなのに

人間が平等なんて
理想として目指しているだけ

努力が報われなかった例なんて
昔の人も嫌というほど見てきてるやろ
努力が報われた例も同様に存在する以上、
片寄った取捨選択してるだけでは

実際正しいよな

 でもだから?でしかないよな
 人間は平等じゃないから

  不平等なのはわかってると思うけど
  残酷すぎて気力が起こらんのはわかる

世界一幸せな国ブータンが
ネット普及して幸福度下がったみたいな話やね

 あのブータンもそうなんか

努力しても報われるとは限らんけど
成功したやつはみんな努力しとる

 そうなんだけど
 努力しても何も報われない奴の逸話で
 ネットは溢れてるのが問題って話

じゃあ努力して成功してる奴を真似ていけばいいだけやん

 ところが成功した奴を真似しても成功出来ないのが世の中なんや

東大生の親の40%以上が年収1000万円超えらしいぞ

 その通り
 努力できる環境も運で決まる

環境に恵まれてもおかしなやつは出てくるし
本人の素養含めて運なんじゃないかね

 環境やばくても成り上がってるやつもようさんおるしな

色んなモデルケースが可視化されたんやから
自分の環境と能力と照らし合わせて分相応に生きたらええだけ

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