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日本の刑事司法は中世的 [その他]

5月21日、22日の2日間、ジュネーブの国連で
拷問禁止委員会の第2回日本政府報告書審査が開かれた。
私は、日弁連の代表団の一員として、委員会を傍聴した。

第1回日本政府報告書審査は2007年だった。
このとき私は、周防監督の「それでもボクはやってない」(英語版)を
自ら持参してジュネーブで上映し、委員の人たち何人かに見てもらい、
素晴らしい勧告が出された。今回は、それから6年振りである。

最終日の終了時間が近づいてきたころ、
アフリカのモーリシャスのDomah委員(元判事)が、
「(日本の刑事司法は)『中世』」とコメントした。衝撃的だった。
それまで、各委員から、
取調べに弁護人の立会がないのはなぜか、と質問され、
日本政府が、取調べの妨げになるからなどと答えたり、
取調べ時間が制限されていないという指摘にも、
誠意をもった回答をせず…というように、
日本政府が不誠実な官僚答弁に終始していたから、
委員たちはいらだっていた。

そこで、Domah委員の
「弁護人に取調べの立会がない。そのような制度だと
真実でないことを真実にして、公的記録に残るのではないか。
弁護人の立会が(取調べに)干渉するというのは説得力がない…
司法制度の透明性の問題。
ここで誤った自白等が行われるのではないか。
…有罪判決と無罪判決の比率が10対1(㊟100対1の間違い)になっている。
自白に頼りすぎではないか。これは中世の名残である。
こういった制度から離れていくべきである。
日本の刑事手続を国際水準に合わせる必要がある。」
と、ズバリとメスを入れたコメントになったのだと思う。

これに対して、過敏な反応をしたのが、
最後に日本政府を代表して、日本語で挨拶した上田人権人道大使だった。
「先ほど、『中世だ』という発言があったが、日本は世界一の人権先進国だ」
と開き直った。
びっくりしたが、大使はあわてて、「人権先進国の一つだ」と言い直した。
これに対する会場の、声を押し殺して苦笑する雰囲気を見て感じたのか、
なんと、大使は、「笑うな。シャラップ!」と叫んだ。
会場全体がびっくりして、シーンとなった。
議長が慌てて、
「時間がないところで、(いらいらさせて)申し訳ありません。」
などと取り繕っていた。

日本の傲慢さを目の当たりにした印象だ。
アフリカの委員にまで言われたくない、という思いがあったのだろうか。
戦前、このジュネーブの国際連盟で日本が脱退した時も、
こんなだったのではないかと、思わず連想してしまった。
外務省の人権人道大使でありながら、
条約機関の意義(当該政府と委員会の建設的対話)を
理解しているのだろうかと不安に思った。
ちなみに、この「人権人道大使」というのは、
10年前の第1次安倍内閣のときに設けられ、
上田氏は2008年に任命されたようだ。

本当は、この『中世』発言と「シャラップ!」は
新聞の1面トップに大きく報じられて然るべきだと思うのだが。

http://koike-sinichiro.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-99bb.html

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事実だしなぁ…

ぐうの音も出ない

大使が逆切れとか、みっともない

自白強要とか今更だしな
そのくせ凶悪犯罪者は人権守ろうとするし意味解らん
力入れるところ間違っとる

事実すぎて何も言えないですね

恥ずかしい…

正論だな。
日本の司法はおかしい。

日本の恥だな。

まったくその通り
凶悪犯養護と犯人捏造のもとになってるしな

事実だし、キレる方がおかしい。

こういうことが1面にならないから中世レベルなのよ。
報道の優劣の基準がそもそも中世

自信があるなら笑われても堂々と胸張っとけと

人権人道大使(笑)

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